代表取締役 村上雅彦が東京東ロータリークラブにて講演させていただきました。
演題:地方の文化を守れる企業を目指して
日付:2018年9月28日(金)
会場:ホテルニューオータニ東京
東京東ロータリークラブで講演をさせて頂いて
友人として親しくお付き合いをさせて頂いております東京東ロータリークラブ会長高野仁男氏の依頼で講演をさせて頂きました。演題は「地方の文化を守れる企業を目指して」というもので日本における地方経済の実情などをお話しさせて頂きました。今、地方には「人口減少」「少子高齢化」「情報の格差」「後継者不足」など様々な要因で経営難に陥っている企業が少なくありません。講演ではそのことについても触れましたので、その一部を記したいと思います。
日本は敗戦国です。そして本土空襲がありました。戦争は多くの企業を消し去りました。空襲は歴史ある建造物を焼失させました。つまり日本には本来残るべきだった企業や大切な物が残っていないと思います。だから、現在の平和な日本に住んでいる日本人は日本に残された古い日本の文化や企業を守る責任があると思います。そして残すべき歴史ある物は地方にこそたくさん残されております。その様な考えのもと、私達は素晴らしい技術を持ちながら時流に乗り遅れ経営難に陥っている地方の企業や、後継者不足で廃業せざるを得ない田舎の商店などの買収を力の及ぶ限りしております。
ドリームリンクの経営理念の一つとして「利益を地域社会の為に使う」というものがございます。東日本大震災の時に利益を全額被災地へ寄付することを目的に開店した「復興支援酒場」はその代表的な例です。ドリームリンクの「日本に残された古い物を守る」という活動はこの経営理念に基づいて行われております。これからも平和な日本で活動させて頂いている日本の企業として、日本に残された大切な古い物、日本人ならではの素晴らしい技術、文化をしっかりと後世の為に守っていく活動を続けていきたいと思っております。
東京東ロータリークラブという日本の中心でこの様な素晴らしい機会を作って下さった高野会長に心より御礼申し上げます。
株式会社ドリームリンク 代表取締役 村上雅彦